記録

こころが動いた時の記録

パチンコタバコをやめた時

ネットニュースでパチンコの出玉制限の記事を読んだ。

警視庁が発表というのがちょっとおかしかったけど。

パチンコ(自分はスロット)とタバコを同時にやめて15年がたつ。

日韓ワールドカップの年だったから覚えている。

スロットは今で言う依存症だった。毎週土日やっていた。

開店10時から閉店10まで打ち続ける事は普通に出来た。

トイレとコンビニおにぎりで離席するのみで、12時間すわりっぱなしの

タバコ吸いっぱなしの。打ちっぱなし。

5万突っ込んで10万取り返す、10万突っ込んで30万取り返す

そんな事が可能なスロットの時代だった。とにかく突っ込めば勝てた。

毎週のように5万、20万のあぶく銭を儲けた。

フーゾクでぱーっと遊ぶとか、彼女と日帰りの北海道旅行に行くとか

そいういう”勝ちぶりのいいセンス”が俺にはぜんぜんなかった。

何万勝つではなく一日中スロットを打ちたいがためのスロットをしていた。

ある時から、急に勝てなくなった。仕事を変えてからだった。

給料が半分以下になってもいい、やりがいを求め職場を変えた。

パチンコであそぶ余裕なんてない経済状況になってからは、

まったく勝てなくなった。10万突っ込んで負けても痛くないという

心の余裕がなくなったら急に勝てなくなった。

それでも何ヶ月かは通い続けた。

ある月の土日、10万負けを4回、都合40万負けをした。

そしてスロットはやめた。

翌週、彼女と動物園に行った。

彼女のトイレをまってる時に一服所でタバコに火をつけた。

開けたばっかりの箱で18本はまだ残ってたと思う。ふとの事、

ぞうきんをしぼる手つきでぐしゃりと捻りつぶした。ゴミ箱に捨てた。

禁煙しようなんて今のいままで思ってなかったのに。

まったくふいの禁煙スイッチだった。

その動物園のトイレ待ちのタバコが人生最後のタバコになった。